2012/05/21

うだつアゲアゲ列車で行く美濃の旅

いつもUstreamを拝見しているよしもとの岐阜県住みます芸人・三ツ星ジョージさんが、長良川鉄道で美濃市へ向けて特別列車を走らせて観光案内までする、という話を聞き、そういえば最近カメラ片手に散歩してないな、と思ったので参加してみることにした。

9時10分の高山線に乗るには逆算して8時15分には起きればいいか・・・と目覚ましをセットして、朝8時15分に目覚ましを止めてまた寝た。んで、思わず宙に浮かぶくらいの勢いで慌てて飛び起きたのが8時半。大慌てで着替えて歯を磨いて支度して家を飛び出して、なんとか予定通りに集合地点の美濃太田へ。


うん、さすが乗ったのが集合時間5分前に美濃太田に着く列車とあって(ちょっとピンボケだけど)これは完全に出遅れてますな。ちなみに今日のゲストのおひとり、マニッシュガーリーの竹上さんが鵜沼から同じ列車だった。

ここでUstreamの常連視聴者仲間のゆりなさんと美有さんに声をかけられる。で、大喜利の解答用紙をもらったのにうっかりペンを忘れてゆりなさんに借りつつ(ごめんなさい・・・)、いよいよ列車が来たとのことでホームに降りる。

ちなみに記入した大喜利は時間がなくて結局やらなかったという・・・。


さてこれが今回の団体列車、通称「うだつアゲアゲ列車」。なんか大々的な看板でもつけてるのかなーと思ったら割とふつう。


そして本日の主役が登場。受け付け順で乗る号車が分けられていたらしく、1号車は早くから来ていた熱心なお笑いファン(主に女の子)、2号車はジョージさんのご両親・ご親族が中心だったらしい。ちなみにぼくはジョージさんのご親族に紛れて2号車に。今思えばすごい車両に乗ってたんだな、おれ・・・。


カメラに背を向けているのは名古屋よしもとの重鎮、タックインの三根さん(かなりな鉄道ファン)。お客さんとステレオ太陽族さん(三根さんと相対して立っているふたり)にディーゼルエンジンについて熱弁中。

ステレオ太陽族のおふたりの帽子が駅員仕様なのに対し、三根さんの帽子が駅長仕様なのがポイント。このおかげで、三根さん終始テンションあがりっぱなし。


駅をすっ飛ばしすっ飛ばしあっという間の30分で美濃市駅に到着。ここでもクイズ大会に抽選会・・・とアトラクションが様々。クイズ大会は無事全問正解し、抽選会に至っては・・・


今回参加の芸人さん全員のサイン入りよしもと100周年記念手提げ袋が大当たり。ふだん抽選会の類に縁がないぼくとしてはこれは大当たりも大当たり。早速自宅に飾った。

このあと、違う車両だったゆりなさんと美有さんと再合流し、ぞろぞろと移動して観光協会駐車場でお笑いライブを1時間半ほど見た後、いよいよ「うだつのあがる街並み」へ。


これがうだつといわれるもの。防火壁の一種である。よく使われる「うだつが上がらない」の「うだつ」はこれのことだ。



古い街並みが残っている美濃市の界隈。すぐそこに山が押し迫ってるところを見ていると、昔訪ねた長野の奈良井宿の趣があって、久しぶりに中山道当たりの宿場町を訪ね歩きたくなった。写真下の旅館とか、ものすごくいい味出してて良かったな~。

最後に記念写真を撮って解散。


本日の主役も下駄をからんころん鳴らしながらどこかへ消えたので、引き続きゆりなさんと美有さんと3人で美濃市内を散策。事前に美濃太田駅で受け取った袋の中に「三ツ星ジョージグルメ」というコラボ商品のリストがあったので、その中から「ジョージのパン」を買いに行こうとしたら・・・まさかの日曜定休。うっそーん!


で、小川屋さんで「うだつ上げ大福」と草餅を購入。家に帰ってから、わざわざ買ってきた伊右衛門の濃いめとともにいただいた。いやーうまかった!

そのあと、毎週月曜火曜と居酒屋ジョージを展開している「アベイユ・エス」さんで休憩してから(見事に写真撮り忘れた・・・)、美濃市駅へ。


帰りの列車は1両で来た上、ツアー参加者で超満員。お二人ともお別れして、眠さに耐えながら高山線で岐阜に戻ったのは17時。楽しい日曜日となったのでした。

ご一緒させていただいたゆりなさんと美有さん、そしてジョージさん、ありがとうございましたー!

2012/05/16

2012観戦記#3 5/16vs中日

さて、今日は学校が終わってからナゴヤドームへ。


今日から始まるプロ野球セパ交流戦の開幕戦。なんと今年のロッテの交流戦開幕ゲームは名古屋での戦いに。しかもセ・パ両リーグの首位同士の対決だ。


試合前、レフト守備位置で並んでノックを受けていたのは中日の和田と英智。そう、ふたりとも県岐商出身。岐阜在住としてカメラを向けないわけにはいかなかった。


外野手軍団の向こうにはCOOLとマーくんとドアラ。


先発は2週間前と同じくグライシンガー。チアドラキッズのダンスにも動じずピッチング練習を行うその姿はちょっと頼もしかった。


キャプテン今江が腰痛で欠場ということでサードには緊急昇格の細谷が今季初スタメン。一方中日は森野が戦線復帰して結構怖い打線に。

試合は初回の角中のタイムリーからなっかなか点が入らなかったものの、9回に中日の新人・田島にめずらしく「プロの洗礼」を浴びせる展開に。福浦のタイムリーで15試合無失点だった田島にプロ初失点を浴びせると、さらにサードの守備固めで入ってたHISAOこと塀内が絶妙なポテンヒットで追加点(ちなみにこれが塀ちゃん今季初安打)。

グライシンガーは8回無失点どころか中盤までノーヒットノーランという素晴らしい投球。最後、薮田が森野・和田に連打を食らい、ブランコの内野ゴロの間に1点を献上するものの、続く井端を冷静に打ち取って・・・。


悲願の今年初勝利はなんと、交流戦名古屋での連敗を10で止める6年ぶりの勝利。思わず何度もこぶし突き上げて「やったー!」って叫んじゃったよ。マシ・オカじゃないんだから。ヒーローはもちろんグライシンガーなんだけど、全然聞こえなかった。

今日一番でかかったのは、6回裏1アウトで大島に初ヒット(二塁打)を許した後、続く荒木もヒットを打った場面。センター前に抜けた上、ランナーが俊足の大島なので同点を覚悟したら、センター・岡田が見たこともないような送球をズドーンとノーバウンドでキャッチャーの里崎まで。そして里崎もがっちりブロックして、ホームクロスプレーで大島はタッチアウト!

ありゃあ驚いた。まず岡田があんな強肩を持っていたことと、後ろから見てたら本当に里崎の構えたミットの位置に寸分の狂いもなくボールが収まったこと。ぼくはこのシーンで今日のロッテの勝ちを確信した。

アウトコールが出た瞬間地響きのようなロッテファンの歓喜の声が敵地にこだまし、四方八方にいたロッテファンとひたすらハイタッチ。いやー、やっぱセンターは岡田じゃないとあかん。たとえどんなに打てなくてもずっと固定すべき。清田や伊志嶺ではあれはできなかったと思う。


ぼく自身も去年8月末のマリンでの試合以来の勝利とあって久々の西村ダンスに歓喜の歌(ちなみにそのころの様子がJスポにすっぱ抜かれてたらしい)。そういえば、去年マリンにいた豊橋から来てたお兄さんは今日もいたのかな?

ということで、今夜は「最高や!」。参戦されたみなさん、お疲れ様でした!

2012/05/06

ハイタウン2012 最終日

今日も立誠小学校へ。


ハイタウン最終日。やっぱりデイリーポータルZブースも大盛況。

というか、こないだから「1日目」「3日目」っていうタイトルにしてたけど、ハイタウン自体は先週の土曜日からやってたから、厳密には間違ってるんだな、これ・・・。


さて今日もぼくの担当はお父さんをひっくり返すアトラクションの誘導。ところが聞いてびっくり、14時・15時の回はこれまでお父さん役を担当していたヨーロッパ企画の役者さんが来ないとか!

仕方なく、ラスト2回はぼくがハゲのカツラをかぶり、メガネをかけ、スウェットを上下着てお父さんになって散々畳をひっくり返されることに。案の定Twitterにはぼくのお父さん姿の写真が何枚も・・・。

あの写真をアップした人の何割かは、たぶんお父さん役の人間が単なるデイリーポータルZの読者であることに気付いてないと思う。しびれをきらして、一部の人には「写真撮るのはいいけどぼく単なる読者ですよ?」と思わず口走ってしまった。


スライドショーも最後まで絶好調。最後に軽く打ち上げ・・・が2時間ほど続き、大盛り上がりでイベントの幕は下りた。

デイリーポータルZのイベントには何度も足を運んでいるが、こうやってイベントをお手伝いさせていただくという立場は今回が初めて。ボランティアスタッフ募集の知らせを見たときはGWをこのイベントに懸ける思いで応募したが、本当に応募してよかった。全く悔いがない。

そして、やっぱりデイリーポータルZっておもしろいなあ。ライターの皆さんっておもしろい人たちばかりだなあ、と当たり前のような感想を持った。あんなおもしろい人になれたら良いなあ。

参加ライターの皆さん、スタッフの皆さん、参加者の皆さん、本当にありがとうございました!

2012/05/05

ハイタウン2012 3日目

中1日空けて、今日も京都・木屋町の旧立誠小学校へ。


ヨーロッパ企画主催「ハイタウン2012」のデイリーポータルZブースのお手伝い。

今日もぼくの担当はお父さんを転がすアトラクションの誘導係。


今日はぼくがハゲのカツラにメガネをかけることなく、終日ヨーロッパ企画の役者さんがお父さん役を。聞けば、お休みした昨日のお父さん役はなんとヨーロッパ企画の代表の方だったらしく、惜しいことをした!と・・・。


隣の部屋でリコーダー吹きっぱなしの藤原さんもこの通り。今気づいたけど、藤原さんめっちゃいい笑顔だな。


藤原さんは先日会社をクビになったらしく、16時からのスライドショーではクビになった顛末のトークショーまで。社会って怖いなあ・・・。

そんなこんなで明日はいよいよハイタウン最終日。明日も引き続きスタッフとして参加します。GW最終日の予定が決まってない皆さん、ぜひ立誠小学校へ!!

2012/05/03

ハイタウン2012 1日目

今年のGW、後半戦の4連休はこちらへ。


京都は木屋町、旧立誠小学校で行われている劇団ヨーロッパ企画のイベント「ハイタウン2012」。

こちらで、今日からいつもたいへんお世話になっているデイリーポータルZさんがイベントブースを出展されている。で、事前に申し込みして、このブースのボランティアスタッフをさせていただくことになった。


今日は最初、ペットボトルのやすり掛けコーナーを担当していたが、途中でお父さんを力ずくでどかすコーナーに担当変更。最初はぼくがハゲヅラ被ってカトちゃんっぽいメガネかけてスウェット着てやっていたのだが、途中からお父さん役がヨーロッパ企画の俳優さんになり、ちょっと緊張しながらも終始楽しくやらせていただいた。


スライドショーも見学。なんとなく、デイリーポータルZのライターの一員になったような感じがして、ものすごく楽しかった。やっぱり、デイリーポータルZって、おもろいなあ。

ちなみに明日はいないけど、明後日・明々後日もスタッフとして参加させていただく予定であります。

2012/05/02

2012観戦記#2 5/1vsオリックス

日曜日に関西に戻って、昨日は京セラドーム大阪でロッテ関西開幕戦に参戦。

ちなみに、京セラドーム大阪は昨年4月の復興支援試合以来。公式戦ともなれば2010年9月の西岡剛200本安打&猛打賞新記録達成試合までさかのぼるらしい。そんなにきてなかったのか。

さて、とりあえず、結果から先に書くと。



1-0の9回裏、守護神薮田がバルディリスに痛恨の逆転サヨナラ2ランを献上。これでバルディリスはなんと4試合連続ホームラン(つまり、前カードの西武戦は3試合ともホームラン打ってることになるのか)な上、昨日もサヨナラホームランだったので史上9人目の2試合連続サヨナラホームラン達成と言う離れ業。打たれたショックで写真もブレブレに。

以下、長々と振り返る。

薮田はここの所、1~2点差で出てきては2試合連続で2アウト満塁のピンチを作ったり、勝ち越し打を許したり、とほとんど安定感がなかった。で、8回裏、益田がきっちり三者凡退で抑えようとしているところで、

「これ、1点差のまま薮田出てきたらちょっとまずくないですかねえ?」

ということをファン仲間と話していた。実際この時は1-0で勝っていたのだが、ぶっちゃけまったく「勝っている気がしなかった」。それはつまり、9回に安定感がない薮田が出てくることによって試合が大きく動くのではないかと言う危惧があったからだ。

しかも益田がきっちり三者凡退に仕留めたため、9回裏の攻撃は3番・後藤、4番・李大浩、5番・バルディリスと中軸にまわる展開。9回表に何とか点を入れることができたら良かったものの、あっさり三者凡退に終わって、正直一番迎えたくない展開を迎えてしまった。

そして運命の9回裏。後藤こそ仕留めたが、李大浩にヒットを打たれ、バルディリスに回ってきてしまった。3試合連続ホームラン中、しかも前日もサヨナラホームランを打ってるとだけあって、正直今日のオリックスのスタメンで一番こういう場面に回したくない選手。ぼくは、約1年前のあの日を思い出していた。

2011年6月5日。ナゴヤドームでの中日×ロッテ戦。0-0で迎えた9回裏2アウト、バッターは前日の試合で劇的なサヨナラホームランを放った中日の平田。カーンと右中間に舞った打球はそのままライトスタンドへ消えた。人生で初めて生観戦したサヨナラホームランは、史上8人目の「2試合連続サヨナラホームラン」だった。

あの時もバッテリーは薮田-里崎だった。そして、あの時も前日平田にサヨナラホームランを浴びたのは西武だった。今思うと、奇妙な一致点がぞろぞろと出てくる。

ここでホームランが出ればサヨナラ。ぼくはぶっちゃけ、ここはバルディリスを歩かせてもいいと思っていた。次の北川勝負でゲッツー狙ってもいいし、ゲッツーじゃなくても北川の次はルーキーの川端。二塁に足の速い代走・駿太を置くことになっても、無理して攻めることはない気がしていた。

しかし強気の攻めが売りの薮田と里崎。逃げることなく直球勝負でバルディリスに立ち向かっていった。結果、史上8人目に続いて、史上9人目の2試合連続サヨナラホームランを見届ける羽目となってしまった。

実はサヨナラホームランの打球は良く見ていない。最初、みんながレフトのポール際を立ち上がりながら見ているのでファールなのかと思っていたら、えらい歓声と電光掲示板の「☆HOME RUN☆」の文字で、サヨナラホームランを食らったのかと気づいた。と同時に、ものすごい勢いで全身から力が抜け、その場にへたり込んでしまった。

悔しかった。本当に悔しかった。けど、ここで薮田を責めるべきではない、と思った。隣で「てめぇ何やってんだよ!!!」とマジギレしてたファンもいたが、ここは打ったバルディリスを素直に褒めるべきだろうと。ただ、それでも悔しいので、「くっそー!」とは叫んだけど。


先発・グライシンガーは責められない。というか、7回3安打無失点なんだから(本当に安心して見てられた)、むしろこれで白星がつかないほうがおかしい。益田もものすごく良かった。

昨日の一番の誤算は打線だったと思う。

オリックス先発・フィガロはかなり制球に苦しんでいた。プレイボール直後、岡田が4球連続ボールで出塁した時点でそれは明白だった。毎回のようにランナーを出してたのに、ボール球に手を出しまくって結局凡退。なんやかんやで根元のタイムリー1本に抑えられてしまった。もうちょっとボールを見極めていれば、少なくともあと3点は入ってたはず。

ただ、初スタメンだった工藤は良かった。先制の起点にもなったし、他の打席でもあっさりじゃなくて粘って粘って凡退してたし。守備はもう折り紙つきなので、あれだけ粘れるなら何試合か1番任せてもおもしろそうだな、と感じた。

ということで、次の参戦は再来週のナゴヤドームの予定。次こそ、昨年8月30日以来の勝利を目指して、マリーンズファイティン!


しかし、ほんとに悔しいわ・・・。